ゲームなどの感想日記

ゲームの感想などを書いていきます。

「普通」だった3DS版ドラゴンクエスト11、初回クリア後の感想を綴る(ネタバレなし)-その1

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」の3DS版をクリアした。発売週の日曜日から始めたので、およそ二週間でクリアしたことになる。まだラスボスを倒しただけだからこれからクエストやヨッチ村、多分あるであろう隠しダンジョンか新たな世界を探しに行く。

 探しに行くんだけど、ストーリーをクリアした時点での感想は思ったよりも楽しめなかったというものだった。「普通」というのは、決してつまらなかったわけじゃないんだけど過去作ほどは楽しめなかったという意味。クリアしたときに不快感が残ってしまったんです。

 今作は私にとって8以来のナンバリングタイトルだった。勇者の髪型が20年前の渋谷にいそうな若者みたいだとかドット絵カミュが6の主人公に似過ぎとかエマの存在感薄すぎとかぱふぱふはもう限界だろなどなど思うところはあるけど、不快感が残ってしまったもっと明確な原因があったので書いていくことにする。

まずはネタバレなしの内容から。先述の通り3DS版で、3Dモードでプレイしてます。 

アイテム探しが面倒

プレイを始めて最初に思ったのがアイテム探しが面倒ということ。ドラクエの伝統である壺を割ったりタンスを開けるという作業が億劫なの。新しい町に着くたび全ての家に入って全ての壺を割って回る、ということがアイテムを探す楽しみを感じるより面倒な作業だと感じてしまった。私が年を取ったということもあるかもしれないが、現代のゲームとしてプレイヤーに作業をやらせるのは時代遅れ。アイテムがあるオブジェクトには印を付けるとか、面倒な作業の手間を少しでも簡略化させることは出来たはず。今作はレシピブックを本棚から入手することを踏まえて、読める本がある本棚の上には本が積み重ねられていた。なぜこの心遣いを壺やタンスには取り入れなかったのかが疑問だ。ドラクエの伝統だからでしょ、という意見も分かるけど、全ての町で総当たりでアイテムを探すという行為を楽しめるプレイヤーっているのかな?せめて「とうぞくのはな」のようなスキルが欲しかった。面倒なら探さないという選択肢もあると言えばあるけど、小さなメダルが見つかったり建物の中に宝箱があったりということもあるのでアイテム探しを完全にやらないのは難しいです。

システムの不備

カットシーンと操作シーンが繰り返される
ムービー(カットシーン)を見たあとに数秒間だけ操作して移動してまたカットシーンが始まるという場面が何度も何度もありました。またかよ、と思うくらい何度もあった。ゲーム中のムービーは別に嫌いじゃないんですよ。ラストオブアスとか好きだし。でも今作は操作シーンとカットシーンが頻繁に入れ替わりすぎててテンポが悪かったという印象が強烈に残った。

・複数のウィンドウを一括で閉じるコマンドがない
フィールド上で呪文を唱えるときにはまずコマンドリストを開いてさらに呪文を選んで唱えるキャラを指定して、最後に唱える呪文を決める。このときまでにウィンドウは三つ開くんだけど、閉じるときはBボタンを三回押して一つずつ閉じなきゃいけない。全てのウィンドウを閉じるコマンドを用意してくれても良かったのでは?

・敵が突然現れる
3Dモードはシンボルエンカウント制。パーティから遠い位置にいるモンスターは表示されず、パーティが近づくと表示される。通常サイズのモンスターは問題なかったんだけど、サイズが大きいモンスターは表示が遅れるのかパーティが走っていると突然目の前に現れることがある。それでもかろうじて避けることは出来るんだけど避けきれずに意に反して接触してしまうことが何回も。特に馬に乗っているときは移動速度が速くなるのでモンスターがパッと現れて驚いたね。

長くなってきたのでその2に続きます。